2017年11月28日火曜日

戦場のヴァルキュリア4発売決定

ついに・・・ついに戦場のヴァルキュリア4の発表が・・・!


蒼ヴァルからまだ1年も経っていないのに新作発表
SEGA様には感謝しかありません

ヴァルキュリアプロジェクトのTwitterアカウントで新作発表のカウントダウンが始まった時、どれだけ驚いて発表当日どれだけ感動したことか

戦ヴァルはSRPGの面白さをこれでもか!というほど教えてくれた作品

そして今回の戦ヴァル4は据え置きハードで私の大好きな1ベースのシステム
最高すぎる・・・
あと戦ヴァル4の情報追いたくて今週のファミ通買ってよかった
システムだけでなく、時代設定と舞台も1と同じらしい
ガリア公国が舞台ではないけれど、個人的にこれ以上ガリア舞台でしても蛇足になりそうなので、このつながり方はとても嬉しいです



2と3は携帯機で出て、2は学園色が苦手で3しかしてないけど、システムにハードの性能が追いついてない感じがしました。

動きももっさりだし、臨場感も全くなく・・・
すごくもったいない

3ではマップが複数面になったり、兵科が使い切れないほど増えていたりしてちょっと色々やりすぎてる感から、1のシンプルさが一番好きだなぁと思っていました。


その点、戦ヴァル4はファミ通情報によれば兵科の数も1の数+擲弾兵になり、すごくやりやすそう・・・!(この兵科の減少は個人的にすごく嬉しい)


トレーラー見た感じ、マップも1面だけっぽいし


発売は3月
4月から社会人として働くけれど、戦ヴァル4が3月に出るなら正直働いている場合ではないのでは・・・?というのが本音w


まだまだ戦ヴァル4サイトは更新されて、情報増えていくと思うのでこれからがとてもとても楽しみです



2017年11月20日月曜日

最近

ブログの更新をしたい・・・サガスカようやく1周できたし、ヴァルキュリアプロジェクトの新作発表くるし、漫画の事だって書きたいことあるし、いろいろ楽しい事もあったし・・・

でも、バイトや卒論でなかなか時間が・・・

PCのでブラウザ開く度に、「あー、あの事blogに書いておきたいなぁ」とか思うのに・・・

2017年10月13日金曜日

将国のアルタイル カルバハル院長

将国のアルタイル、14巻まできました

私の推しキャラ、カルバハル院長
普段はおちゃめで明るくて優しいけれど、時には冷酷非情な表情やセリフを見せる二面性をもったカルバハル院長、大好きです

それは置いといて、14巻は今までで最も戦場が熱く描かれていて、ものすごく読み応えがありました

※以下ネタバレ※






それは置いといてとか言いつつ・・・まず、カルバハル院長
そう、大好き・・・大好きだったのに・・・なんでーーー!?!?

前巻、不穏な空気があって「まさかね・・・」とは思っていたけど!
ちょっと・・・立ち直れない・・・

秘書のセリフに救われて、素晴らしい最後のスピーチがあったのに!このスピーチを聞いてなお反政府派は・・・

飢え、という状況ではこうなるのはわかるけど、でも本当にちゃんとマフムート達が勝ったのに

マフムートの「戦場で流れた血に無駄な血は一滴もありません。だがこれは無駄な血だ!!」は真実そのもの

カルバハル院長の死は悲しいけど、何が一番辛かったって、院長は死ななくてもよかったって事。
あと、助けた民衆に殺された所。
だいたい、漫画のキャラの死には「何かを守るため」みたいな、死に何か強い意味があるのに、カルバハル院長はなかった。それが辛い。
なかなか他ではない死に方なので、漫画的には面白いんだけど・・・好きなキャラだったからね・・・

天上の国はこれからどうなるのでしょう



あと、14巻といえば帝国に大反撃する反帝同盟の戦い
今までで最大ページで戦場が描かれとても熱かった

そして、ピノー大将の真実
トゥグリル村を襲った将軍であったが、村人を殺め強奪する事はピノー大将ではなく、下っ端兵が軍規違反で勝手に行っていた事。
何より、その行いに対してピノー大将は怒り、あまりに軍規違反者が多く全員の処罰を止める下士官を振り切って、全員裁いた事。

ピノー大将、めっちゃいい軍人じゃん

最終的にマフムートに首を取られるのだけど、ピノー大将はマフムートがあの時襲ったトゥグリル村の生き残りである事はわかってたし、最後はマフムートを認めた(?)みたいなセリフがあって、なんとも・・・


14巻の戦場の事とか、他にももっともっと書きたい事や書いた中でも文章めちゃくちゃになっている部分とかなおしたいけど、真夜中すぎるのでとりあえず書き上げて終わろう・・・気が向いたら修正します

ドラクエのあれこれ(XI,I,II)

ここ数日間のドラクエのあれこれ

まず、XIでプラチナトロフィーの取得


ドラクエXIはほんとにほんとに楽しくて、やり込みたくてトロコン目指しました。
そんなに難しいトロフィーもなかったし

一番時間かかったのはおしゃれ装備揃えるのかな
意外と見落としとかあって・・・
でも数日にわけてすれば特にしんどいと思うこともないし、なによりベロニカのギャルシリーズ見落としてたから、トロコン目指しておしゃれ装備あつめてよかった~と思いました

あれって、IXの妖精さんの服・・・だっけ?
IXの記憶があいまいで、また再プレイしたいな

ボウガンアドベンチャーは・・・ごめんなさい、攻略見ました。
あれ、自力クリアは私には無理でしたw見つからないw


トロコンはしたけど、せっかくなのでいつかまたネルセンの願い事全部叶えて貰った最強装備レシピの錬金もしたいな

ただ、Lv.99までなるとあまりに強すぎて向かう所敵なしなんだよね
勇者よ・・・お前は強くなりすぎた・・・

最近、XIプレイ中嬉しかったのはやっぱりドゥルダの最終試練で最小手数報酬のひかりの大剣を自力で手に入れられた事かな

あの自分で最適メンバーや装備を考えてクリアしていく試練はパズルみたいで面白かったです
フィールドとかじゃないから、ガンガンMP消費技使えるし
最終試練のニマ老師は忘れないからね



で、ようやく伝説となったので途中までしてたドラクエIを再開
2年前くらいにスマホでやったなぁと思いつつ結構忘れてた
とりあえず、ラスダンで無限回廊にひっかかったのは覚えてるw

仲間のいない孤高の旅、死ぬとどこにいようが一番最初の城に戻る、なによりHP満タンでもラリホーかけられフルボッコ死の理不尽さはさすが第一作目

今でもザラキで一発全滅はあるけど

中断の書の恩恵を受けまくったけど、当時セーブなしのファミコンでやりきった人はすごいなぁ・・・とつくづく思います



有名シーン
一回勇者の剣と交換で世界の半分もらったら、夢オチだった



まぁ、死ぬよね
レベル一個あげて、一度村で回復して再戦するとなんとか勝利

ここから凱旋する時、毒の沼地が花畑になっているの結構好きなんだけど、スクショ撮り忘れたorz


ドラクエシリーズでもめずらしい、主人公自ら話すシーン
王様から、自分の代わりに王となりこの国を治めてくれ、というなんともまぁ地位名誉財宝全てが手に入る大出世を提案されたが、断るシーン

たったここだけ話すから、すごく印象的。唯一話すシーンだからこそ、主人公の強い思いを感じる。良き。

ひたすら今まで思いを一方的にぶつけられ続けたローラ姫様と国探しの旅に出てエンディング


エンドロール曲、とても好きです
DQIって、なんだかいろんな思いがわいてくるなぁ
30年続く、伝説の国民的ゲームの始まりはここだったんだって
だって、普段ゲームしない人でもドラクエだけはするって珍しくないもの
そんな人を生み出すドラクエってやっぱり本当に名作だなぁ


そんなこんなで、続けてDQ2へ

主人公とローラ姫が旅に出て100年後の世界

とりあえず、サマルトリアの王子探し
なかなか会えない・・・会えたと思ったら

このセリフw
私も探してた(#^ω^)
リリザの村で道草食ってたサマルトリアの王子

のほほんと、憎めないサマルトリアの王子は面白いキャラ
仲間コマンドはなくても、出会って初めての会話でキャラがわかる

そして、しばらく男二人旅ののち、ムーンブルク王女のリンダとも合流
王女の会話からはしっかり者感が


とりあえず風のマント入手まで進めたけど、同世代3人のわいわいパーティは楽しいなぁ
キャラの性格がなんとなくわかって、いろんな会話や空気が想像できて楽しい

ちょくちょく進めて、ロト3部作やるぞ~


2017年9月7日木曜日

NeiR:Automata エミールの決意&DLC

ずっとやりたかったけど、武器レベル全部4に上げるのがちょっと大変だなぁ・・・と思って手を付けずにいたNeiR:Automata

友達がうちでやっていってそのままディスク入れっぱなしだったので、せっかくだしやりました

うん、やってよかった・・・・ほんとに・・・


※ネタバレー※


とりあえず前回武器レベルあげした時に必要素材をメモしていたので、素材集めから。
意外と前回Lv3~4にしていたので、そこまで苦労もなく全部あがりました。


さあ、いざ決戦へ・・・

と思ったのですが、せっかくエミールのクエストなのでDLCのニーアレプリカントの衣装でやることに

なので、3箇所の闘技場をまわります
一番楽しかったのは水没都市の所かな
入り口では賄賂ちらつかせたら入れてくれるしねw
アイテム使用できない以外は純粋な戦闘だったし、エピソードが・・・胸をうった・・・
「機械生命体を奴隷として扱う」のが、本当に人間の残虐な部分を見せていて・・・
うん・・・なんて書いたらいいかわからないけど、すごく印象的だったなぁ・・・

あ、あと、社長とバトルできるもんね


回避時間が一番長いA2で挑んだんだけど、A2が消えてプラチナゲームズ社長を操作してるみたいw

DLC発表の時の生放送か何かで社長と戦える事は知っていたんだけど、いざやってみるとぶっ飛び具合がとてもおもしろかったです


せっかくA2で戦ったのに写ってないので・・・
「世界を滅ぼした男の服(青年○ーアの服w)」にブラウンヘア・・・素敵だ!
衣装チェンジできるのも髪色変えられるのも、思っていた以上に楽しかったよ!!



「露出の多い女性服(カ○ネの服)」、後ろ姿がまた素敵なんだけど、キャプチャー撮り忘れたw


この後、エミール戦へ・・・!


エミールの顔すごいw
光線やら弾やらでもう戦場はめちゃくちゃw

でもね、この時の自我崩壊した分身エミールが悲痛に叫び「こんな世界滅びてしまえ!」というのに対してエミール(ショップ)が「無駄だとわかっていても、やらなきゃダメなんだッ!だって、あの人が、守ろうとした世界なんだからッッッ!!」の言葉は泣きそうになりました

前作のNieR:Repricantは序盤しかできていないけど(PSNowでしようとしたけど、ネット回線不安定すぎたのと、レンタルサービスが終了してしまった・・・orz)、すごく言葉が刺さった・・・

きっとエミールの話し方や声に打たれた部分も大きいと思います
声優さん、誰なんだろう・・・?また見てみよう

ざっくりしたあらすじとAutomataへのつながりは見ていてよかったな・・・忘れ去られた「あの人」の事をエミールが叫ぶのはなかなかきます・・・


そして、この後自爆阻止しなければYエンドで、初回はYエンド見ないとこのエンド回収不可になるのでわざと自爆阻止しませんでしたが、2回目以降なぜか何度も自爆阻止失敗しまくって結局クエスト完了までエミール戦5回以上やったなぁ・・・w


エミール戦を終えた後、DLCで謎の手紙クエストが来ていたので遊園地廃墟地下へ

武器:機械生命体の槍、ウェポンストーリーのプラトン1728のエピソードなんですね・・・

プラトン1728、傷つけたくない、戦いたくない、と思いながらも戦闘モデルゆえに戦いを強要され、意志と反するゆえに戦いではノロマで、どんなにまわりからバカにされても相手を悪く言わない、優しい機械生命体

そんな中、工場廃墟で心を許せる人形と出会ったのに、その人形が戦いの中で目の前で焼かれた事が原因で最後は暴走し、敵味方関係なく攻撃し廃棄されてしまう・・・
悲しいね・・・

そしてamazarashiのMVへ
なんというDLCか・・・(もちろんいい意味で)

後にこれらプラトン1728の記憶をTVを通して見せたプラトン1728ご本人様からメールが届くんだけど、これもいいよね
「誰かに見てほしかったんだ」(的な内容だったはず)





そして途中のこの会話、使えるなぁ
卒論やってる時にしょっちゅうこの気持ちになるよ・・・


NieR:Automataは本編プレイ中から、本当に素晴らしい作品でした
UIも使いやすいし、アクションバトルがとても迫力あって動きもめちゃくちゃかっこよくて「あれ、自分ちょっとゲームうまいのでは?ww」と勘違いさせてくれるゲームでした

他にも素晴らしいBGMや、足音などのサウンド、グラフィック、イベントシーン・・・本当に今までもこれからも一番のゲームになるくらい感動をもらえました

なにより、シナリオが今までにないくらい2転3転して、全く予想できない展開や伏線回収に驚かされっぱなしでした
本当にこんなゲーム初めて


あと、トロフィーをとれたら潔くEエンドでデータ消して1からやろう

ありがとう、NieR:Automata
(続編はもちろん、レプリカントのリメイクも待ってるよ!DoDもほしいな!!)



2017年8月30日水曜日

ドラゴンクエストXI 裏ボスクリア

ついにDQ XIの裏ボスを倒し、真エンドを見ました。
本当に本当に素敵な作品でした。
裏ボス倒すまでに、できればレベルをカンストさせて連武クリアして、ほぼトロフィー取得した状態で本当は挑みたかったのですが、東京に行かなければならないので急遽先に真エンドを見ることにしました。

真エンド・・・感動した・・・
ここまできて、ようやくサブタイトルの「過ぎ去りし日を求めて」の意味がわかりました。




※以下ネタバレ※

とりあえず、裏ボス倒すにしても「せめてみんなおしゃれ装備で挑みたい!」ということで、集めました。




賑やかですね
カミュはやっぱり盗賊系より海賊系に衣装の方が好きかな。
ふしぎな鍛冶のために、魔竜のたましい狩りしてる時は「盗賊王上下+海賊王のネックレス+ほしふるうでわ」だったけど。
この装備でいくと、だいたい1ターン目でパンデルフォン地方のおにこんぼう・邪から魔竜のたましいを頂けちゃうので、取った後は用無しと言わんばかりに、ベロニカでイオグランデ連発。気持ちよかった~


衣装の話すると、セニカの聖賢装備はめちゃめちゃ可愛い。
ベロニカも、もともと可愛いのにさらに可愛い。
マルティナ〔以下略


ただ、唯一グレイグが・・・
真っ赤な上に膝小僧まで見えて、古臭いというか、ダs・・・w
まぁ、グレイグだから!w


ケトス呼びます。
オズワルドさん、勇者装備なかなかお似合いです。




いざ、邪神ニズゼルファとの決戦へ
正直、ニズゼルファさんのお顔がNeir:Automataの機械生命体に見えましたw

Lv.70後半とかで挑んだので、闇のころも払った後はわりとサクサクっと・・・だったかな?
闇のころも払うのに、勇者の剣・改じゃなくて真の方が必要なのは若干予想外だったけど。
でも、勇者の剣・改の状態異常回復はめっちゃ便利だし、勇者の片手剣スキルは全体攻撃ダメージ強とラスボスでは使いやすく、ストーリー中盤で片手剣スキルポイントを両手剣に全部振り分けたけど、結局ラスボスはずっと勇者装備の片手剣。


このフォーム、なかなか好きです。






ついに、邪神討伐。
長かったはずなんだけど…ああ…冒険も…終わりなんだね…






勇者氏、仲間にある事を相談









そう、セニカ様を解放してもう一度勇者ローシュと会わせてあげること。
この剣を渡すシーン、良いよね。




時渡りには、勇者の証と剣が必要だものね。

ローシュとセニカの会合はエンディングラストに見られるんだけど、主人公じゃないのにあのラストは泣ける。もう、よかったねぇぇぇぇ( ノД`)



この後、キャプチャー撮ることはできなったんだけどもう…エンディングが…


イシの村から、ベロニカ姉妹と命の大樹に勇者の剣を奉納して、マスタードラゴンとの会合。


なんとなく、「ロトゼタシア」という地名からロトシリーズに連なるのかなって思ってたけど、まさか…「オズワルドの名は、ロトの勇者と語り継がれるだろう」って…


この展開、鳥肌だったよ!
まさか、ロトシリーズの前日譚(?)になるなんて!!!
そりゃね?地名も剣もそうだったけど!
もう…ありがとうありがとう。



しかもエンディングは歴代DQシリーズのエンドロール。
素敵すぎるでしょ!

ここで流れてたふっかつのじゅもんをあとで入力すると、DQ1の無料版がもらえる・・・!
しかも、なんともまぁ演出が粋なこと!
DQ開発陣はプレーヤーを喜ばせることに長けた方々ですね!!
これでまたDQ1作目からやりなおせってことでしょ?わかりますわかります。

ロト3部作がPS4でできるようになったって事は、これを機に今後4以降もきっと移植してくれるって希望を持ってしまうからね!


3DS買えばすべてできるんだけど・・・なんていうか、RPGって据え置き機でTVでやりたいっていうか・・・


とりあえず、DQXIが素晴らしすぎて、開発陣をはじめこんなにもステキな作品を世に出してくれた人々に感謝しかありません。

本当に今回のストーリーは色々なことがあって、たくさん笑ったしたくさん泣きました。
こんな名作、なかなかありません。
本当にありがとうございました!
まだまだこれからもやり込みます!!








2017年8月25日金曜日

将国のアルタイル-四将国編完結-



以前から軍靴のバルツァーのような面白い戦記物を探していて、よくgoogle検索で一緒に表示される将国のアルタイルは少し気になっていました。

そんな時、友達から勧められて毎週1冊ずつ集める事を決め、ようやく7巻まで読み終わりました。


将国のアルタイルは、とても絵が綺麗・・・というか美しいです。一冊に数コマは必ずゾクッとするほど美しいコマがあります。


その美しさに魅了されて5巻あたりまで買っていましたが、今回6.7巻(7巻で四将国編完結、とあらすじにあったので先週分買うのを我慢して今週一気に2冊購入)を読んで、将国のアルタイルがアニメ化されるほど人気が出る面白さを物語面で感じました。

最初は独特のルビの振り方(将軍:パシャ、将王:スルタンとか)に慣れず読みづらかったり、書き込みが細かすぎてどんな動きをしているのかがわかりずらかったりと、慣れるまではちょっと読むのが大変で、2週空くと「もういいか・・・」と一瞬考えましたが、振り切って買って本当に正解でした。今回読んで、これからも読み続けよう!という意志が固まりましたw

それほど面白かったです。





あらすじ

四将国の将王(スルタン)を退位させよ!帝国との共謀を阻止するため、四将国に武力反乱を起こすよう密命を受けたマフムート。
まずはクルチュへ向かい、親トルキエ派の人物を探すことにするが・・・
そこに驚愕の事実が!
一刻の猶予もない状況に、マフムートの才覚と行動力が試される!(6巻あらすじより)


ついに将王バラバン率いる三将国軍と戦うことになったマフムート&クルチュ将国!
5千6百の兵に対し、敵の勢力は2万3千!
4倍の戦力差をどう補うのか!?
マフムートの戦略が冴える重大な一戦!その秘策とは・・・?
四将国編、ここにフィナーレ!(7巻あらすじより)



感想※ネタバレ※

とにかく、マフムートの成長成果がみられた巻だと思いました。確かに、今までも旅に出る前とは違うマフムートの考え方(キュロスを仲間にする所とか・・・)はありましたが、実際の戦場下において1,2巻のように自分の理想だけを追うのではなく、しっかりと立場と状況を見られているように感じました。
あと、旅の経験から判断や行動(琴弾一座を用いた民衆の扇動とか)している所も。


「トルキエの為ならば死をもいとわない」というマフムートの考え方はやはり軍人で、このような考え方が見えるシーンのマフムートの描かれ方がとても美しかった・・・
でも、る○剣だと師匠に「生きる意志の大切さ」を師匠に教え込まれるなぁ、とぼんやり考えながら読んでたw


あと、今まで今回のような陸地での軍の衝突が描かれる事がなく、だいたいが政治や交渉メインでしたが、初めての描かれた陸地戦場がわかりやすく、展開が胸熱でした。
隊の配置、どこの隊の場面なのかなどちゃんと漫画で教えてくれるので、私みたいな「戦略詳しくないくせに、戦略交えた軍記物が好き」でもとても楽しめました。

今までの展開から、軍靴のバルツァーのような戦場は見られないかな?と思っていたので嬉しい展開。


ていうか、ザカノス将軍の非情さは今までも知っていたけど、今回特にびっくりしたのがクラック長官のスレイマンさえ「最小の犠牲」に加えてしまうこと。ザカノスなりの考えがあるのはわかるけれど・・・
マフムートはともかく、スレイマンさえか・・・




マフムートの活躍ももちろん良かったですが、何より6,7巻でグッときたのは他の四将国のキャラクター達です。

アイシェとバヤジットの関係、オルハンの成長、バラバンとバヤジット・・・
今まで「絵が綺麗」という理由が大半で買っている部分が大きかった私にとって、他のキャラクター達の物語がここまで掘り下げられ、綿密に描かれ、物語に深みを与えている事に感動しました。


まず、アイシェとバヤジット。
切ない・・・切ないね・・・!きっとお互い好きだったのに結ばれないし、本人たちもそれを理解している・・・
アイシェが「・・・最後にあたまをなでてはくれませんか?」というシーン。
今までしっかりしすぎていて、弱さも自分の望みも見せなかったアイシェがただ一つバヤジットの無事を願いつつ、最後に今までのように頭をなでて欲しいと、人間らしいアイシェが見えるシーン。
うん、胸にくる。


からの、オルハン。
アイシェはオルハンと結婚する運命にあるわけで、初登場シーンはなんとも・・・空気の読めない「バカ将太子」感を漂わせていたオルハン。でも、アイシェの本当の気持ちを知り「自分と結婚することが、アイシェにとって幸せでない」とわかり、悩める。実は誰よりも優しい人なんですね。
ここでの、将王セリムのアドバイス「アイシェは立派な姫。これから先、姫がオルハンを好いてくれるかはわからないが、せめてアイシェに恥じぬ選択をできる将王になれ」がなんともナイスですよね。

結局、国の存続を最優先する将王として判断するセリムとオルハンは最後対立し、オルハンがセリムを討ってしまうわけですが、その時セリムが最後に「くじけるなよ、間違っていても、誰に何と言われても、お前がそちらを行くと決めたのだから」と、息子の選択を否定しないセリムはやっぱり王としても父としても偉大な人だったのだと思います。

父の死を境に、王として自覚を持ったオルハン。王兵長に父王の行い、自分が討った事を言い、目に涙を浮かべながらも命令を下すシーンは、とても印象的です。


そして、バラバンとバヤジット。
この二人、心の底ではお互いを愛していながらも対立せねばならない運命が悲しすぎます。バラバンの行いは許されないながらも、他の未来はなかったのだろうか・・・と。



今回は本当に周りのキャラクターがとても魅力的に描かれていて、すごく良かったです。
次からはまた違う章が始まり、きっとまたルイ大臣が色々やってくるんだろうけれどマフ君頑張れ!


そして、最後に・・・
やっぱアビリガはかっこいい!!






2017年8月24日木曜日

テスト記事

続いても続かなくても、良い物を見つけた時に壁打ちのように感想をなげられるblogにしようと思います。

更新は不定期でいいし、放置してもいいし、自由に使っていこう・・・