ワンダと巨像、クリアしました
早い、早いね、まだ買って3日ほどだよw
でも、すごく楽しかった。
確かに、操作性は悪いかもしれない。でもそれも魅力の一つだった。
強大な巨像へ立ち向かう時、他のゲームだったら必殺技とか超人的な能力が主人公に備わっていたりするんだけど、
ワンダにはそんなのありません。
ワンダにあるのは、知恵と勇気と愛馬アグロと、たった一つの強き願いのみ。
ちょっとした段差でつまずき、振動で転がり、飛ばされる。
そんな「人間くささ」がよりプレイヤーに寄り添い、没入感を与え、
ただの非力な人間が神に立ち向かう神話のような体験をさせてくれる。
他のゲームにはない魅力でした。
まだやりこむことで、ギャラリー解放ができるのでやりこみます。
ということで、
※以下ネタバレ※
8体目倒したあたりで入るイベントムービー、
ワンダが少女にそっと触れ、せつなそうな表情するイベント、控えめに言ってヤバイ。
11体倒したワンダ。
この時から「うん?」って思ってたんだけど、
ワンダ、巨像倒すたびに顔色悪くなってる。
1体倒すごとに、黒い帯がワンダを貫く。
そのあと毎回はさまるムービーはおそらく、血管を流れる血だし、
ワンダを貫く黒い帯は巨像の血と呪いだと思う。
15体倒した時とか、もう青白かった。
思ったもの。
「ワンダ、もう、いいよ、やめようよ。少女はかわいそうだけど、仕方がないよ。もう...アグロと一緒に帰ろう...?よく頑張ったよ...」
って。
私がゲームを進めるたびに、主人公が闇落ちというか、いけない方へ進んでいく感じ、
なんとも言えない気持ちになる。オートマタの3週目もだけど。
この巨像、好きです。
この15体目の巨像には苦労したな...
全然わかんないんだもん。
いにしえの地には、素晴らしい景色がたくさん。
ワンダさん、かっこよいです。
もう、ここもこの後も辛すぎた。
途中から出てきた、いにしえの地管理人みたいな人、
ワンダと同じ村の人だったのね。
ワンダは殺されるんだけど、その命尽きそうな中で
時折、ワンダ視点になって、ただただ少女の方だけを見つめるワンダ。
辛い...
最愛の少女を理不尽にも生贄にされ、
ただ少女を救いたい一心でここまできたのに。
ワンダがドルミンに乗っ取られ、封印された後少女は甦る。
そして、あの時死んだと思ったアグロもケガをしながらも帰ってくる...!
いや、まじでアグロ谷から落ちた時発狂しそうになったからね。
ワンダと巨像って、洞窟の先真っ暗とか怖い時あったけど、
そんな時は必ずアグロに乗っていってたもん。相棒だよ。
そんなアグロがワンダを振り投げて自分だけ深い谷へ落ちていく。
絶対助かるまいと思ったし、
「なんで!?なんでアグロ殺すのよ!?!?」
って心の中で叫んだ。
まぁ、そんな事は置いといて、エンディングに戻る。
ワンダはドルミンとなって封印された時に罪なき赤子になったんだろうな。
記憶のあるワンダが再び少女に会う事はできなかったけど、
少女と生きていくことはできるのかな...
この時、この赤子にはツノが生えているのだけど、
これは私が未プレイの「ICO」につながっているみたい。
まだまだ、ギャラリーを開けるためにも、
もう一度あの世界に行くためにも、
「ワンダと巨像」をプレイし続けます。